ダブルインバースのデメリットとは?【200万円損した僕が語る】【悲報】
ダブルインバースのデメリットが気になる人「ダブルインバースのデメリットをしりたい。景気が悪化。世界情勢も悪そうだし株価下がりそうだからインバース(ベア型)ETF買おうかな。今がチャンスだと思うんだけど。」
ちょっと待ってください!
ひとまず深呼吸したほうがいいですよ。
ダブルインバース(ベア型)ETFを買って200万円損した僕の話を聞いてからでも遅くありません。
本記事の内容
- ダブルインバースのデメリットとは?【200万円損した僕が語る】
1-1. 【長期】持っていると減価するので損する【悲しみ】
1-2. 【短期】株価が上がるが下がるか予測不可能
1-3. 配当金や株主優待がない - ダブルインバースのデメリット【まとめ】
こんにちは、カズです。
30代で1,500万円ほどを資産運用しています。
22歳から投資を始めており順調に資産が増えています。
ですがインバース(ベア型)ETFを買って爆損。
猛烈に反省中ですが、ぶっちゃけ「後悔先に立たず」です。
ですが、僕が失敗談がみなさんの役に立てばいいなと思い、公開することにします。
ダブルインバースのデメリットとは?【200万円損した僕が語る】
ダブルインバースのデメリットは以下のとおり。
- 【長期】持っていると減価するので損する【悲しみ】
- 【短期】株価が上がるが下がるか予測不可能
- 配当金や株主優待がない
順に解説します。
【長期】持っていると減価するので損する【悲しみ】
ダブルインバース(ベア型)ETFは長期で持ってはいけません。
楽天証券のHPにしっかりと書かれていました。
対象指数が20日間にわたって連日同じパーセンテージで上昇と下落を繰り返した場合、最終的に、ブル型ファンド、ベア型ファンドのリターンはともに対象の株価指数を下回ってしまっています。このように、対象の指数が上昇と下落を繰り返すと、「負の複利効果」が働いてしまい、基準価額が日々少しずつ下落してしまうのです。
対象となる株式市場の2倍とか3倍に連動する商品は「負の複利効果」によって長期に持つと損をします。
【短期】株価が上がるか下がるか予測不可能
とはいえ、短期的に株価が上がるか下がるかは予測不可能です。
たとえば2020年のコロナショックのときは株価が暴落しましたよね。
たしかに株価の方向性(トレンド)が読めるときもあるとは思います。
- コロナウイルスの影響で経済カタガタ。もっと下がる。
- 中央銀行が金融緩和しすぎて、お金じゃぶじゃぶだから上がる。
- さすがに急に下落し過ぎだから反発ありそう。
どの意見も正解ですが答えはありません。
こちらをご覧ください。
NYダウ3000ドル近い下げ コロナ懸念消えず#株 #米株 #新型肺炎 #新型コロナウイルスhttps://t.co/o3ty0JXLof
— ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 (@WSJJapan) March 16, 2020
ダウが1日で2,997ドル下げるんですよ。
『トレンド的には完全に下げ』ってわかってても反発が怖すぎてヤバいです。
実際に3月20日頃からトレンドが反転して底値から半値以上戻してるし。
こう言われるくらいなので儲けることは簡単じゃないです。
なので短期的に株価が上がるが下がるかは予測不可能ですね。
配当金や株主優待がない
そもそもメリットが薄いんですよ。
先ほどお伝えしたように長期で保有する商品じゃないから目的違いますしね。
ホントになんだろ、あのふしぎ現象。。。
なので、やはりメリットが薄くて魅力ないと思います。
ダブルインバースのデメリット【まとめ】
結局のところ、購入して損が出た場合、早めに損切りするしかないんですよね。
ホントにやっかいな商品で、僕は今回のコロナ騒動でダブルインバース(ベア型)ETFを買って200万円溶かしたので、みなさんも気をつけてくださいね。
まとめ
- インバース(ベア型)ETFを買ってはいけない3つの理由
1-1. 【長期】持っていると減価するので損する【悲しみ】
1-2. 【短期】株価が上がるが下がるか予測不可能
1-3. 配当金や株主優待がない
人間は欲を出すとたいてい負けます。
参考になれば嬉しいです^^