【これを読むだけでOK】株の口座開設方法を初心者向けに解説します
株式投資に興味がある人「株式投資を始めたいけどどうすればいいのかな?厳しい審査や条件があったらどうしよう?会社にはバレちゃうの?具体的な手続きをわかりやすく教えてほしい。」
こういった疑問に答えます。
こんにちは、カズです。
株式投資の口座開設って面倒なイメージがあるかもしれませんね。
「特定口座、源泉徴収、NISA」・・・
せっかく「投資、やってみよう!!」って思ったのに、難しい専門用語ばっかりでちんぷんかんぷん。
でも大丈夫です。
この記事ではこれから株式投資を始めたいと考えている初心者の方向けに分かりやすく解説します。
本記事の内容
- 口座開設する前の疑問を解決
1-1. 審査基準は厳しい?
1-2. 会社にバレる?
1-3. 口座開設費や口座維持管理用はかかる? - 口座開設してみよう【簡単】
2-1. 口座開設の流れ
2-2. 特定口座と一般口座の違い
2-3. NISAとつみたてNISA
2-4. 追加サービス(オプション)の口座開設 - おすすめの証券会社
3-1. SBI証券
3-2. 楽天証券
それでは、さっそく見ていきましょう。
審査基準は厳しい?
ぶっちゃけ、審査は優しいので大丈夫です。
証券口座を作れる人
- 日本国内に居住していること
- 個人情報を偽らずに登録できること
- 暴力団員又はその関係者でないこと
- 証券会社で勤務していないこと
当てはまりましたか?
当てはまった方は口座開設できます。
って、ほどんどの方が当てはまりますよね。
最近では20歳未満の未成年でも口座開設できる時代になりました。
証券口座開設の入力フォームに収入や資産を記入する欄がありますが、「収入や資産で口座開設を拒否されることはまずありえない」ので安心してください。
なんで収入や資産書く欄があるの?
同時に口座開設できる「信用取引口座」の開設に厳しい審査があるからです。
- 信用取引
自分を信用してもらい、持っている資金以上に株式投資を行うこと
少ない元手で大きな利益を得ることができますが、逆に莫大な損失を出すこともある中級者向けの取引です。
今回、口座開設するのは「総合証券口座」といって、手持ちのお金以上の取引は出来ない安全な取引になります。
会社にはバレちゃうの?
バレることはありません。
- 「口座開設する時に勤務先に電話が来たらどうしよう。。」
- 「儲かって勤務先にばれちゃったらどうしよう。。」
こんな心配はいりませんのでご安心ください。
口座開設費や口座維持管理用はかかる?
無料です。
というわけで、ここまでのおさらいです。
口座開設するために乗り越えるべきハードル
- 審査基準は優しい
- 会社にバレない
- 口座開設費や口座維持管理用も無料
圧倒的にハードル低いですよね。
では、安心できたところで口座開設方法をご説明をします。
口座開設方法
証券会社によって多少手順が異なりますが、大まかにいって以下の流れになります。
口座開設の流れ
- WEB(又は店舗窓口)で口座開設申請を行う
- 本人確認書類を提出する
- 証券会社から口座開設完了の通知をもらう
- ログインして利用開始!
となります。こちらのサイトに分かりやすい流れが載っています。
大まかに言って、実店舗が存在する「総合証券」と実店舗が存在しない「ネット証券」の2つがあります。
後ほどご紹介しますが、初心者の方が口座を開設するのにおすすめは「ネット証券」です。
手数料が安いから。
まずは少額でコツコツやりたい、という時に手数料が高かったらイヤですよね。
ネット証券なら取引額が50万円まで無料だったりするので、初心者さんでも安心して取引が出来ます。
特定口座と一般口座の違い
初心者は特定口座(源泉徴収あり)で作成
口座の種類は3つのタイプがあります。
口座の種類
- 特定口座(源泉徴収あり):証券会社が代理で納税
←おすすめ
- 特定口座(源泉徴収なし):自分で確定申告する。年間取引報告書は自動作成
- 一般口座:自分で確定申告する。年間取引報告書なし。
投資した株を売却して得た利益があった場合には納税のために「確定申告」をする必要があります。
そんな方におすすめなのが、「特定口座(源泉徴収あり)」です。
これさえ選んでおけば、証券会社が代理で納税してくれるので初心者にとって安心です。代行手数料も取られないので無料です。
NISAとつみたてNISA
NISA(ニーサ)とは「投資した株を売却して得た利益を一定額まで非課税にできる特別枠」のことです。
例えば、投資の利益が100万円だった場合、そのうち20万円を国に納める必要があります。
結構ぼったくりますね。。。
でもNISAの特別枠を使えば、国に納税することなく、まるまる100万円を手に入れることが出来るんです。
めちゃくちゃお得なので、絶対に利用すべきです。
以下の2パターンがあります。
- つみたてNISA
- NISA
特徴は以下の通り。
これに関しては、どちらが正解!というのはなく好みになります。
つみたてNISAが合っている人
少額でコツコツやっていきたい、ある程度運用はプロに任せたい(投資信託)
NISAが合っている人
大きな額で取引したい、自分でどの株を買うかを個別に決めたい
ぶっちゃけ、直感でいいです。
迷うのであれば「つみたてNISA」にしておけば間違いないです。
1年ごとにどちらの枠で利用するか変更できるので深く考えなくていいですよ。
NISA枠を変更する例
- 1年目:とりあえず少額でコツコツ。年間40万円の非課税枠
- 2年目:運用に慣れてきたので、
つみたてNISA → NISA
に変更
→1年目の枠は40万円(非課税期間20年間)
→2年目の枠は120万円(非課税期間5年間)
こんな感じで併用できます♪
ただし、押さえるべき注意点があります。
NISA口座は1つしか作れない
証券口座は複数作れますが、NISA口座は1つしか作れません。
- 証券口座A:メインの口座:
[NISA口座を併せて開設]
- 証券口座B:サブの口座
- 証券口座C:サブの口座
このような構成にしましょう。
もちろん、メインの証券口座だけの開設もOKです。
追加サービス(オプション)の口座開設
株式投資に以下の口座開設は不要です。
不要な口座開設は行わない
- 個人型確定拠出年金(iDeCo)の申込:
[不要]
- FX口座の申込:
[不要]
- 信用取引口座の申込:
[不要]
なくてもいいけど、あったら便利
- 提携銀行口座の申込
・楽天証券 × 楽天銀行
・SBI証券 × 住信SBIネット銀行
上記の組み合わせになります。
銀行口座開設は必須ではありませんが、あると便利なので一緒に申込みしておきましょう!
メリット
- 【買いたい時】銀行 → 証券口座への入金の手間を自動化
- 【余ったお金】証券口座 → 銀行へ自動出金で優遇金利でお預り
以下に楽天証券の参考動画を載せておきますね。
おすすめの証券口座
証券口座は手数料の安い「ネット証券」がおすすめです。
初心者におすすめの証券会社を2つ紹介します。
SBI証券
ポイント
- 業界最大手
- 1日50万円まで取引手数料が無料
- 顧客満足度が高く初心者でも安心
- 豊富なラインナップで取扱商品・銘柄が業界No.1
- IPO取扱銘柄数No.1
SBI証券の魅力:SBI証券
投資するならSBI証券。株、FX、投資信託、米国株式、債券、金、CFD、先物・オプション、ロボアド、確定拠出年金(iDeCo)、NISA(つみたてNISA)などインターネットで簡単にお取引できます。使いやすいチャートやアプリも充実。初心者にも安心の証券会社です。
楽天証券
ポイント
- 業界第2位
- 口座開設数はSBI証券に劣るが、近年の増加スピードは楽天証券が圧倒的に支持
- 1日50万円まで取引手数料が無料
- 楽天会員なら手続きが早く楽天ポイントも溜まって便利
ぶっちゃけ、それほど違いはないのでこの2つの中から選んでおけば間違いないです。
より詳しい違いはネット証券おすすめランキング【比較&口コミ(レビュー)もセットで紹介】で解説しています。
画面の見やすさや操作感の好みもあるので、両方開設しておくのもアリだと思います。
その場合は、一旦NISA口座を「今回は開設しない」を選択しておきましょう!
(メイン口座がどちらになるか分からないので)
この記事がこれから株式投資を始められる方の役に立てばうれしいです。