ネット証券の口座開設数が急増している理由とは【データで解説】

株式投資

こんにちは、カズです。

ネット証券の口座開設数が急増しています。

ネット証券に興味がある方は、かなり目の付けどころが良いです。
なぜなら、投資は早く始めれば始めるほど有利であり、将来の資産形成に役立つからです。

日本人は投資しない人が多いです。
投資
全体の30%しか投資していません。

これを読んでいるあなたは
「投資 = ギャンブル」とか「金儲け = 悪」というイメージがありませんか?

真面目に働いてコツコツお金貯めるのが美徳

そんな感覚をもつ日本人は多いです。

けど、その考えはもう古いです。

先日、こんなニュースがありました。

悪評高い「年金開始75歳繰り延べ法案」です。

現状「60~70歳」の間で選択可能な年金の受給開始を75歳まで遅らせれば、「月額84%アップ」で受け取れますよ、といった法案です。

こうやって政府は、徐々に年金の受取開始時期を後ろにずらしていって既成事実を作ります。

そして国民が慣れてきた頃に「年金受取は75歳から」、と高らかに宣言するのです。

サイテーです。

まぁ、今の話は僕の妄想なので実際にどうなるかわかりません。

だけど今の年金システムは破綻しているので、きっと今言ったような未来がやってきます。

文句言いたいけど、言ったところで何も解決しません。

他人を変えることはできないけれど、自分を変えることはできます。
投資

上記は2017年と2019年で将来のお金に対する意識がどのように変わったかを表したデータです。

2017年に比べて圧倒的にお金に関心を持つ人が増えていることがわかります。

すでに周りは行動を始めています。

というわけで、本記事では口座開設が増えている理由やどういった人が口座開設しているのかを深堀りします。

3分で読めます。

ネット証券の口座開設数が急増している理由とは

up
最近だとコロナショックですね。

株価が急激に下がったので、これをチャンスと考える人が増えました。

あと少し前だと「老後2,000万円問題」もあります。

老後は年金もらっても2,000万円お金足りないから、各自で資産運用とかしてお金貯めておいてね、というやつです。

楽天証券、2020年2月・3月に口座開設数が歴代最多記録を更新

コロナショックの株価暴落をきっかけに、月間の新規口座開設数が歴代最多になっています。

月間の新規口座開設数

2020年2月 10万5940口座
2020年3月 16万4011口座

楽天証券は2ヵ月連続で業界最多の口座開設数を記録しました。

ネット証券はSBI証券と楽天証券が人気

以下は主要ネット証券の累計口座開設数の推移です。

口座

圧倒的にSBI証券と楽天証券が人気ですね。

全体ではSBI証券の方が口座開設数は多いけど、最近は楽天証券の方が伸びています。

どっちの方がおすすめなの?

ぶっちゃけ、どっちでもいいです。

どちらもネット証券なので売買手数料は業界最低水準だし、大手なのでサポートもしっかりしていて安心です。

僕は場合はというと、両方口座開設していますが楽天証券をメインで使っています。

楽天証券を使う理由

  • 楽天証券の方が画面が見やすい(個人的な好み)
  • 投資に関するニュースやセミナー情報満載で自然とログインする回数増える
  • 売買すると楽天ポイントがつくので普段の買い物に使える

迷っていても、ぶっちゃけ時間の無駄ですね。
どっちが自分に合うかわからないので、気になるなら、いったん両方使ってみたらいいと思います。

登録するだけなら無料、というかメリット多いのでおすすめです。

どういった人が利用しているの?

利用

口座開設した人を詳しくみていきます。

初心者、30代以下の若年層、女性が増加傾向

以下は楽天証券のプレスリリース資料のデータです。

口座開設

2016年と2020年3月に楽天証券口座開設をされた人を比較すると、「初心者、30代以下の若年層、女性」が約10%増加しています。

こちらがSBI証券のデータです。
SBI証券

初心者が83.9%と圧倒的に初心者が多いですね。

投資の効果をシュミレーションしてみる

シュミレーション
たとえば、毎月5万円を月に5万円ずつ積み立てを行って、平均5%のリターンがあったとします。
その運用を20年間続けたらどうなるのか?

結果が以下のグラフです。

リターン

水色の部分が積立金額、黄色の部分が投資によって増えた金額です。

1,200万円投資が855万円の利益を生み、総資産は2,055万円です。

途中から利益の部分(黄色)が増えていますが、これが複利の効果です。

長い年月が味方となり、信じられないような利益をもたらすのです。

冒頭で伝えた投資は早く始めれば始めるほど有利であり、将来の資産形成に役立つという話です。

金融庁のサイトでシュミレーションできますので、興味のある方はやってみるといいですよ。

平均5%のリターンは夢物語じゃない

平均5%って言ったって、毎年都合よく5%の利益出るわけじゃないよね。
理想論じゃなくて現実の話してよ。

という方もいるかと思います。

だけど平均5%のリターンはまったく夢物語じゃありません。

例えばアメリカ株(S&P500)に投資していた場合、歴史的に見て年率7%のリターンになるというデータがあります。

詳しくは【比較】日本株とアメリカ株の実績【どっちに投資すべき】をご覧ください。

あなたの行動が未来の資産を作りますよ、というお話でした。

最後までご覧いただきありがとうございました。