【超初心者向け】インデックス投資とは?【わかりやすく解説】
インデックス投資を知らない人「インデックス投資ってなに? 用語の意味や仕組み、メリットとデメリットを知りたいな」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- インデックス投資とは?用語の意味と仕組みを解説
- インデックス投資のメリットとデメリット【簡潔に説明】
- どのインデックス投資に投資すべきか【単純明快】
インデックス投資はこれから投資を始まる方にとって最も簡単かつ安定して
リターンを得られる方法の1つです。
インデックス投資がおすすめできる理由
株式の世界には「投資の神様」と言われている伝説の人物がいます。
その名は「ウォーレン・バフェット」
彼はアメリカ第3位の大富豪で資産は推定883億ドル(約9兆9800億円)。
株の運用成績は、複利計算で年率約21%のリターンを約50年間出し続けた
とんでもない人です。
バフェットの主張はこうです。
現金の10%を米国短期国債に投資、
残りの90%を非常に低コストのS&P 500インデックスファンドに
投資した方が良い。
長期的に運用すれば、高報酬で雇われているプロの投資家よりも優れた結果を残せるだろう。
そんな彼がおすすめする、インデックス投資とはなにか?
わかりやすく解説します。
インデックス投資とは?用語の意味と仕組みを解説
インデックス投資とは日経平均やTOPIX、ダウ平均、S&P500などに連動する投資商品を買うことです。
日経平均やTOPIXと言えば、一度は耳にしたことがあると思います。
一般的に株式投資と言えば、「トヨタ自動車」や「ソフトバンク」を買う等
特定の会社の株を買うイメージを持つ方が多いです。
もちろん、それも1つの投資方法であり、「個別株を買う」というやり方になります。
しかし、別の手法として、「日経平均株価」のような株価指数(インデックス)
と同じ値動きをする商品を買う事も出来ます。
例えば、今日、日経平均が3%上昇したら、自分の資産も同じく3%上昇します。
逆に日経平均が3%下落したら、自分の資産も同じく3%下落します。
インデックス投資は「お寿司の盛り合わせ」のようなもの
わかりやすく説明すると、インデックス投資は「お寿司の盛り合わせ」です。
お寿司の盛り合わせには「まぐろ、はまち、いか」など色々な種類のネタが
入っています。
日経平均連動商品も同じで「トヨタ自動車、ソフトバンク」等、日本を代表する
東証上場銘柄225社をまとめて買う事ができます。
インデックス投資のメリットとデメリット【簡潔に説明】
インデックス投資のメリットとデメリットを解説します。
メリット
- 少額から買える
- 分散投資が可能
- 信託報酬(運用管理費)が安い
- 積立投資が行える
順に見ていきます。
少額から買える
例えば、トヨタ自動車の個別株を買う場合、
2019年12月の株価が7,800円くらいです。
しかし、購入するには最低100株からしか買えませんので、
7,800円 × 100株 = 78万円
株に慣れていない人が78万円用意するには抵抗があるはずです。
一方、インデックス投資の場合、1,000円程度からスタートできるので
初心者にとっては始めやすいですよね。
分散投資が行える
株式相場の格言にこんな言葉があります。
卵は一つのカゴに盛るな
卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合、全部の卵が割れてしまう。
複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、そのうちの一つのカゴを落としても、
他のカゴの卵は影響を受けずに済むので安全、ということです。
企業の不祥事が発覚した場合、壊滅的に株価が下がる可能性があります。
それを避けるためにも分散投資でリスクヘッジ(回避)することは重要です。
信託報酬(運用管理費)が安い
インデックスファンドは、購入手数料無料で運用管理費が安い
一部の例外を除いて、ほどんどのインデックスファンドは購入手数料が無料無料です。
これを「ノーロード」と言います。
投資信託などを保有していると、日々発生する手数料(信託報酬)も0.2%とかで、
かなり低コストです。
逆にアクティブファンドと言われるタイプのものは1%は超えますので、
日々儲けの1%を証券会社に納めていることになります。
だからアクティブファンドは、プロが運営している割に儲けが出ないこと
多いんですよね。
積立投資が可能
積立設定を行うと、毎月決まった日に決まった金額だけ購入してくれます。
実はこれが重要なポイントです。
忙しい時や株が下がって結果を見たくない時も買ってくれる。
どんな時でも毎月定額を買い続ける事で「ドルコスト平均法」により、
勝ちを掴み取る確率がかなり高まります。
ドルコスト平均法については後日、詳しく解説します。
デメリット
- 短期間で大きな利益を上げることが難しい
- 元本を割り込む可能性がある
- 退屈
期間で大きな利益を上げることが難しい
インデックスファンドはローリスク・ローリターン
分散投資を行うので、リスクは減ります。
ただし、1点集中で個別の株を買う場合と比べて爆発力はないので、
儲けのリータンもそれなりです。
しかし、長い年月を掛けて毎月行っていくと勝率は高まります。
例えるなら、
だと思ってください。
元本を割り込む可能性がある
いくら分散投資でリスクヘッジ(回避)しても、
日本株の場合、日本が不景気になって市場全体が落ち込めば当然、株価は下がります。
世界に分散して投資するファンドもありますが、世界同時不況になれば同じです。
景気は好景気と不景気を繰り返します。いずれ好転するまで待ちましょう。
退屈
正直に言って、わりと退屈です。
自分で個別銘柄を買うわけではなく、市場平均を買うわけですから、
積立設定をしたら他にやる事がありません。
短期売買の手法ではなく長期保有の投資方法になるので我慢しましょう。
どのインデックス投資に投資すべきか【単純明快】
どのインデックス投資に投資すべきか?
もう最初から結論出ていますが、投資の神様であるバフェットの言う通り、
米国のS&P500インデックスファンドを買うべきです。
S&P500
以下のグラフはS&P500のデータです。
左が過去すべて。右が直近5年間のデータです。
どちらも右肩上がりです。
下落する年もありますが、ずっと買い続けていたらプラスになっています。
より、詳しいデータについては後日まとめますのでお待ちください。
購入方法
2019年12月時点では一番信託報酬が低い「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」がおすすめです。
購入手数料無料も無料なので安心して購入できますよ。
証券口座をまだ作ってない人は以下の2つから選んでおけば間違いないですよ。(無料)
手数料の安い証券会社
- SBI証券
- 楽天証券